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M&A法務概論 ASEAN編

M&A法務概論 ASEAN編
M&Aの手続きでは、法務的観点での注意点・ポイントが数え切れないほどあります。
この講座では、法務の専門家だけでなくM&Aに関わる全ての人が押さえておくべき法務の基礎知識を、ターゲット選定からPMIに至るまでの流れに沿いながら、陥りやすい失敗や起きがちな問題など具体例を交えて解説していきます。

【講師プロフィール】
山中 政人
西村あさひ法律事務所パートナー
シンガポール事務所 共同代表
2002年第二東京弁護士会登録。2008年西村あさひ法律事務所へ入所。国内案件への関与および、日系企業の香港、シンガポール、韓国、台湾等の海外市場への上場も多くサポートしてきている。
2011年に、Norton Rose Hong Kongへ出向した後、2012年西村あさひ法律事務所シンガポール事務所での勤務開始。2013年に共同代表に就任し、以後、日系企業のシンガポール、マレーシアを中心としたアジア進出、企業買収、ファイナンス、ジェネラル・コーポレート案件等を幅広く支援。

【コース内容】
EP.1  クロスボーダーのM&Aが難しい原因は何か?
・自己紹介
・「海外展開」する際の選択肢とは
・文化の違いはビジネスに影響する

EP.2    ASEANでのM&Aのステップ
・M&A “5つのステップ”
・「ターゲット」を定めよ
・ASEAN内の「外資規制と法制度」
・M&Aエージェントとは?


EP.3    フィージビリティスタディ①外資規制
・M&Aで注意すべき外資規制
・外資規制も国ごとに異なる
・規制回避の裏ワザ「ノミニースキーム」

EP.4    フィージビリティスタディ②強制公開買付③競争法
・大企業の買収時に行う「強制公開買付」
・公開買付のルールを理解せよ
・市場占有率に紐づく「競争法」とは?


EP.5    交渉開始過程-NDAと基本合意書の締結-
・情報収集で必ず締結するNDA
・買収の第一歩は「基本合意書」から
・法的拘束力を持たせるべき項目

EP.6    交渉開始過程-DD-
・デュ―デリジェンスの手順
・法務DDで注意すべき項目
・Anti-Bribery DDとは?


EP.7    契約関係-よくある問題-
・「細かな契約」を心がけよ
・日本と異なる契約法 3つの考え方
・職業選択を制限する「競業禁止規定」

EP.8    契約関係-準拠法・紛争解決方法-
・「準拠法」という考え方
・“どこの機関”で仲裁すべきか?
・リスクから規定内容を定める

EP.9    契約関係-株式取得に関する契約-
・「株式売買契約(SPA)」とは
・SPAで見落とせない「4つの視点」

EP.10    契約関係-株主間契約-
・株を残す場合は「株主間契約」を結ぶ
・株主間契約で注意すべき2ポイント

EP.11    Post Merger Integration
・PMIの正攻法とは?
・真の国際人材とは?
・本社と現地で「全体最適」を目指す

EP.12    弁護士の選び方
・ローカル弁護士を取り巻く課題
・日本人弁護士の利点とは?
・日本人弁護士の役割

EP.13    あなたが今からできること
・行動を積み重ねゴールを明確に
・直接のコミュニケーションが活路を開く

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