+ マイリスト

海外事業成功のコツ

海外事業成功のコツ
海外事業比率50%超、営業利益は国内外ともに50%を超えている高収益企業であるキーエンスをご存じでしょうか?本コースでは、キーエンス在任中の30 数年にわたり、アメリカ、ヨーロッパ、中国・ASEAN地域と次々に海外事業をゼロから立ち上げ、2015年には売上約1,600億円まで育て上げた講師が海外事業成功のコツを紐解きます。

不確実性の高い海外事業で成功を収めるには「現地と一体になった持続成長を可能とするグローバルな仕組み化」が重要となります。現地任せにしすぎず、駐在社員として現地の運営に介入していかなくてはいけません。
収益の基盤を作るという観点からは「いかに本社の分身を海外に作るか」という視点をもち、成功体験を「見える化・仕組み化」を行うことが重要です。海外拠点にて展開していきたい本社の方針を現地に適応させつつ、言語化して伝え落とし込み、SFAなども活用して顧客情報を管理することで、進出先での情報共有はもちろん、日本本社としても現地の状況がリアルタイムに把握できる体制を作る必要があります。

講師が実践してきた現地担当者が変わってもリスクなく持続成長できる管理の仕組み(Management Optimization and Advancement)のエッセンスを解説していきます。本社として現地と本社と橋わたしをする立場で海外駐在員はもちろん、現地との運営体制をより強固なものにしていきたいと考える海外事業部の社員の方も必見のコースです。


【講師プロフィール】
藤田 孝(ふじた たかし)

元 キーエンス海外事業部長

株式会社キーエンス 海外事業部長として、海外事業をゼロから立ち上げ、19現地法人・160海外拠点を管轄指導、100名を超える駐在員を選抜・育成指導した実績を持ち、現在はその経験を元に、経営全般、組織運営強化、海外進出など、多様な企業支援を行っている。

【コース構成】
EP1:海外事業展開において何をすべきか
・キーエンスとはどんな会社か?
・海外進出の系譜
・本講義の全体構成

EP2:不安定と予期せぬ事態への対応
・海外は“不確実”な環境である
・OODAループを活用し、環境に適応せよ
・意思決定のための判断基準を醸成する

EP3:現地運営のブラックボックス化
・事業計画には“リスク管理”も盛り込む
・現地のブラックボックス化を防止する
・弁護士・会計士に相談する際の注意点

EP4:海外に通用する成功の形とN倍化
・“成功の分身”を海外に作れ
・“成功のN倍化”-アメリカ編-
・“成功のN倍化”-ヨーロッパ編-
・“成功のN倍化”-アジア編-

EP5:現地社員の採用・育成とマネジメント
・ビジョンを“言語化”せよ
・人材採用と育成の注意点
・現地マネージャー育成の手法

EP6:駐在員の役割と仕組み化
・現地社員は“辞める”
・社員が辞めても成長できる仕組みを作る
・駐在員に求められる素養

EP7:持続成長へ向けて本社のグローバル化
・かつてのキーエンスの海外事業運営
・いかに“本社”を改革したか?
・“本社の改革”なくして海外進出は成長しない

 

関連動画